教職過程情報公開

教員の養成に係る教育の質の向上に係る取組に関すること

学部

  1. 教職課程履修前指導の徹底
     教職課程履修前教育として、1年次の「教師力演習」などを通して、教師に求められる資質や、大学での学びの心構えなどについて指導する。
  2. 教職課程履修条件の設定
     GPAやTOEIC®IPまたはTOEIC®のスコア、体験活動など、免許状に応じたクリアすべき履修条件を設け基礎的な学力の向上を求めている。
  3. 現場体験活動の重視
     小学校教諭免許状希望者については、2年次に観察実習を実施し、理論と実践を絡ませた学修を展開している。小学校現場で教師の生活リズムや教科指導、生活指導などの実際を観察し教師としての心構えを育む。また、特別支援教育の現場理解を深める活動の一環として、特別支援学校における継続的な体験を推進する。また、児童教育コースでは、3年後期から4年前期にかけて科目「児童教育フィールドワーク」で小学校におけるインターンシップを実施する。
  4. ICT機器の活用
     模擬授業などに電子黒板やタブレット端末の活用を図るなど、ICT機器に慣れ親しむとともに教師としての力量の向上に努める。
  5. 教職・保育支援センターの支援
     現場経験豊かな教員が教職に関する様々な相談に応じるとともに、教員採用試験に関する適切なアドバイスを行う。

大学院

 大学院においては、特別支援学校専修免許状にかかる高度な実践力を醸成し質の向上を図るために、以下の取組を行います。

  1. 最新の研究論文の精読と専門的かつ高度な支援スキルの修得
     「障害者心理学特論」「障害者臨床教育学特論」等の座学では、国内に限らず海外の文献を含めて、各障害種の心理・生理・病理、教育課程・指導法等にかかる基礎研究及び実践的研究等を精読し、最新の知見を得るようにするとともにします。
  2. 多面的な視点に基づく特別支援教育力の醸成
     「肢体不自由者支援学特論」等の支援に関する科目では、多様な理論とそれに基づく高度かつ広範なアプローチ(ジェネラルアプローチ)ができるよう、現場で活躍するゲストスピーカーによる専門的講話も導入した授業を展開します。
  3. 深化したアセスメント能力の醸成
     また、「障害心理査定特論」では、アセスメントの理論的解釈についても習得し、深化した分析力・判断力を醸成し、専門的かつ高度な支援スキルを身に付けるようにします。
  4. 臨床実習での高度な臨床感覚の修得
     座学での学びに留まらず、「障害者支援学実習Ⅰ」「障害者支援学実習Ⅱ」では、当該幼児児童生徒及び保護者への直接的指導・支援を行いその成果と課題を追究するとともに、アセスメントをはじめとするインテーク時の対応から実際の指導・支援までの的確な対応ができる高度な臨床感覚を身に付けるようにします。
     その際、大学院学生が現場等での日々の実践で直面する当該幼児児童生徒の学習上、行動上、生活上の諸問題の背景にある心理に寄り添う指導・支援と、彼らを取り巻く人々へのアプローチができる力も身に付けるようにします。