1. HOME
  2. 教員免許状更新講習
  3. 講習内容(こころの問題へのアプローチ)

教員免許状更新講習

こころの問題への
アプローチ

~幼児・児童・生徒への支援と
教師のメンタルヘルス~

2020年8月6日(木)~8日(土)
※3日間連続受講とします。

  • [領域]

    選択領域(18時間)
  •    
  • [受講料]

    18,000円 
  •    
  • [受入人数]

    160名
  •  
  • [主な受講対象者]

    教諭、養護教諭
  •  
  • レジリエンスの理解と強化 [3時間]
    ~"折れない心"を育てるために~

    糟谷知香江
    糟谷 知香江(准教授)

    レジリエンスとは心理的な傷つきから立ち直る回復力のことで、逆境(家族の問題、人間関係の問題、深刻な健康問題、職場のストレス、経済的なストレスなど)に直面してもうまく適応していく力と言い換えることができます。レジリエンスの高さには、持って生まれた気質と関連の強い要因と、後天的に身につけられる獲得的な要因とがかかわっていると考えられています。この講義では、レジリエンスとは何か理解したうえで、“折れない心”を育てる訓練を体験することを目標とします。

  • 感覚と認知の個人差:理解と支援 [3時間]

    和田由美子
    和田 由美子(教授)

    刺激の感じ方や様々な情報の処理の仕方には大きな個人差が見られます。幼児・児童・生徒の一見不可解な言動、学業・成績不振、社会適応上の問題等の背景に、感覚過敏・感覚鈍麻,認知能力の偏りによる問題が潜んでいることがあります。
    本講習では、感覚と認知の個人差についての知見を紹介し、これらの知見に基づいて、多数派と異なる感覚・認知傾向を持つ幼児・児童・生徒をどのように支援していけるかについて、先生方と一緒に考えていきたいと思います。

  • SSTの理論と活用 [3時間]

    古賀香代子
    古賀 香代子(教授)

    認知行動療法SST(Social skills training)は医療・福祉の現場をはじめ学校やリワークなど様々な場面で広く取り入れられています。コミュニケーション・スキルを生活の技として身に着けることで、毎日の生活がより良いものになることを目指しています。ここではSSTの歴史や理論、実践的な活用を学び、ストレス場面を切り抜けるための考え方や誰にでも役立つコミュニケーションのコツを知っていただければ幸いです。

  • ストレングス視点と支援者の支援 [3時間]

    西 章男
    西 章男(准教授)

    人を元気にするためには支援者自身が元気でいることが必要です。誰かを肯定し大切にするためには、肯定され大切にされる体験が必要です。ソーシャルワークの技術のひとつに支援者を支援するスーパービジョンがあります。本講義では、スーパービジョンに関する話に加えてストレングス(強味)視点を用いた演習を通じて肯定される体験や、ストレングスを通じて見えてくる子どものメッセージについて一緒に考えていきます。

  • 発達障害の理解と支援のあり方 [3時間]
    ~疑似体験を通した子どもの困りの理解~

    増本利信
    増本 利信(准教授)

    通常学級において何らかの教育的支援が必要な子どもは、在籍児童生徒の6.5%程度と言われますが、実際にはもっと多くの子どもが苦戦している印象を先生方は受けられていることと思います。本講習においては読み書きや不器用さ、注意の持続などが苦手な子どもの状態を疑似体験することを通して、頑張っている子どもの心情を共感的にとらえ、適切な理解を得ることから、効果的な支援のあり方について先生方と共に考えたいと思っています

  • 自分を知り、他者を知る [3時間]
    ~心理的アセスメントの視点から~

    石坂昌子
    石坂 昌子(准教授)

    困ったり悩んだりしている相手にかかわる際、その問題はいつから生じているのか、その人はどのように対応しているのか、周りからどのようなサポートを受けているのか等、様々な情報をもとに理解しようとするのではないでしょうか。問題を抱えた人について、情報を収集し心理学的に見立て方針を立てる過程を「心理的アセスメント」と言います。また、見立てる自分自身は、どのような見方をする人かを把握することも重要です。教育現場での使用方法を含め心理的アセスメントの実際を学び、自己理解および子ども・保護者等の他者理解を深める一助になればと思います。

上記の内容については若干変更する場合もあります。