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心理臨床学科:人間科学研究実習(授業の一コマ)
NEWS BLOG
2026.02.12
心理臨床学科
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<人間科学研究実習:心の仕組みや変化を探求する学生のチカラ>
心理臨床学科では、教員がサポートしながら、学生が自ら計画・調査・分析・考察を行う実習があります。
1月26日に、その成果発表がありました。研究班は2つ、研究班Aは自分の感情を言葉で名づけたり表したりすること(情動ラベリング)が労働意欲向上や燃え尽き防止になるのか、研究班Bは20代・中年期・高齢期の価値(ポジティブな特徴)は何か、を明らかにするために調査を行いました。
研究班Aでは、教育現場や医療現場の職員にアンケート調査を行いました。

調査の結果、情動ラベリングは「活力・熱意」を高めて、燃え尽きを減らす作用もあることが分かりました。また、教育現場では燃え尽きとの関連は弱くて、現場によって作用が違うようです。

研究班Bでは、20代・中年期・高齢期の各世代にインタビューを行い、そのやりとりや発した言葉をまとめていきました。
その結果、
20代では自由・挑戦・体力、中年期では役割の充実、人間関係の成熟、高齢期では心の余裕、悩まない力、関係性の安定に関係した発話が見られて、年齢ごとに強調される価値は変わるようです。これらのデータをさらにまとめると、
20代では「挑戦・未来志向」、中年期では「現実的バランス」、高齢期では「経験に基づく内面の成熟」が重要な価値であることが見えました。
今回の研究にとどまらず、人間の心や社会の謎に迫る学生の探求と挑戦が来年に引き継がれます。