近年，プログラミング教育が大変注目を集めていますが，本学では「理科演習Ⅱ」の授業の中で，プログラミングによるドローン飛行の学修をしています。今回，離陸，上昇，移動，降下，着陸の諸動作をプログラミングによって制御し，目的の場所までいかに正確に移動するか，グループごとに競技形式で実施しました。

プログラミングによる機器の制御は，利便性・再現性の向上が主たる目的ですが，細かい動作すべてをち密に把握しプログラミングソフトに書き込まなければ目的を達成することができません。学生たちは，優勝目指してグループ内で多くの議論と実践を繰り返し，綿密なプログラミングを完成させました。そしてこの学習行為がどのような教育的な効果を持つのかを考察しました。