授業「理科教育法」の一環で，履修学生40名が７月15日（土）午後，熊本博物館を訪れ，社会教育施設の活用法について学修しました。学習指導要領では，「博物館や科学学習センターなどと連携，協力を図りながら，それらを積極的に活用すること」とされており，専門的な知見を有する博物館等と協働しながら，こどもたちの学習活動を充実させることはとても望ましいことです。

教員を目指す学生たちは，博物館等と具体的にどのように協働すればよいのか，博物館の学芸員の先生からの解説を聞かせていただきながら学修をしました。熊本博物館は総合博物館であり，自然科学はもちろん，歴史や民俗なども学修できる充実した内容を持つ社会教育施設です。時間をかけて多くの学修をすることができました。加えて本学修活動の中では，博物館夏季特別展「透明標本展」の冨田伊織氏にも貴重なお話をお聞かせいただく機会を得ることができました。

ご協力をいただきました熊本博物館のスタッフのみなさまに厚く御礼申し上げます。