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2024.07.22

総務課広報室
大学院 人文学研究科

心理支援に関する理論と実践Ⅰ

  大学院では将来、現場で即戦力として働けるような実践的な授業を行っています。この授業では集団認知行動療法の体験学習を行っています。

集団認知行動療法とは、メンタルヘルスの問題で仕事を休んでいる人が社会復帰するために実施されているリワークプログラムで実践されている心理療法です。普通、患者さん数名に対して、指導者(トレーナー)が1名で行う形式で実施されます。ここでは学生が集団認知行動療法のトレーナー役と患者さん役に分かれてロールプレイを行い、トレーナーと患者さんの視点の両方を体験します。

トレーナー役の学生は、時折、指導教員のアドバイスを受けながら60分間、集団認知行動療法のトレーナー役を演じます。

指導教員は、大学病院での心理職として、うつ病、不安症、慢性痛の患者さんに対して認知行動療法を約30年指導してきた経験があり、現在も熊本大学病院集学的痛みセンターや企業で認知行動療法を毎週指導しており、その経験をいかして指導に当たっています。