本学の科目「データサイエンス応用」の授業，Pythonを用いたデータ可視化・テキスト分析の演習です。これからの社会でなくてはならない，学生の「考える力」と「伝える力」を育む科目。科目のご担当は，熊本県立大学からお越しの石橋 賢先生です。

統計データの可視化：学生たちは，自ら読み込んだデータからヒストグラムや棒グラフをPythonで作成し，データ分布の傾向を視覚的に理解します。全員が自分のPCで同時に操作し，教員の解説と画面を共有しながら学びます。

ワードクラウドで文章分析：文学作品（例：『白鯨』）を題材に，テキスト中の頻出語を抽出し，ワードクラウドとして表示。単語の出現頻度を視覚化することで，文章のテーマや語彙傾向を直感的に掴むことができます。

単語ネットワークの構築：テキスト中の単語同士の共起関係をグラフ構造として可視化。ノード（単語）とエッジ（関係）によって文章の構造的特徴を読み解く力を養います。

Google ColabやPythonライブラリ（Matplotlib，Seaborn，WordCloudなど）を実際に操作しながら学ぶことで，応用力を高めます。学生の探究心と創造性を育む新しい学び，今後も本学のデータサイエンス教育にご注目ください。