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キャリア・イングリッシュ専攻 専門教育科目「プロジェクトデザインⅠ~Ⅱ」vol.2
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2025.12.18
キャリア・イングリッシュ専攻では実用的な英語学修だけでなく、現代社会で求められる課題を設定し、その課題解決能力や論理的思考力などを身に着ける学修を取り入れています。
今回紹介するプロジェクトデザインⅠ~Ⅱは、学生が企画からプロジェクトの運営までを行い、自らが主体的に学ぶことを求められる授業です。企画や準備には長期間を要し、実際の運営では状況によって柔軟な対応が求められます。
2025年度前期の授業では3つのプロジェクトが企画されました。今回は、学内で回収した古着を使ったファッションショーを実際にプロジェクト企画から運営に携わった学生から紹介します。
-プロジェクトのテーマ/内容を教えてください。
私たちは、学内で回収した古着を使ってファッションショーを行いました。服をリユースして環境を大切にすることや、高校生にキャリア・イングリッシュ専攻の良さを伝えることを目標とし、8月に行われたオープンキャンパスで開催しました。


-準備段階で大変だったことはありますか?
準備する中で、会場決めに苦労しました。当日の天候や音楽を流すことをイメージし、学内のいろいろな場所を見て回ったり先生と相談したりして決めることができました。また、モデルを決めることも大変でしたが、いろいろな人に声をかけ、同じ専攻の先輩方にもたくさん協力していただくことができました。



-実際にプロジェクトを行ってみての感想を教えてください
実際にこのプロジェクトを行って、目標を達成するために、グループや先輩方と協力しながら活動することができました。準備段階からそれぞれの役割を分担し、当日は自分の役割以外にもそれぞれ臨機応変に対応することができました。事前に決めた様々なスタイリングで、古着を活かした個性あふれる楽しいファッションショーを成功させることができて良かったです。高校生のみなさんにも、英語だけでないキャリア・イングリッシュ専攻の魅力をしっかり伝えることができたと思います。


-授業の感想を教えてください
この授業を通して、何もないところからプロジェクトを発案する難しさや無駄なく計画・準備することの大切さを学びました。また、計画通りに進めるためには、みんなで協力して取り組むことが大切だと気づき、実際にプロジェクトが成功した時には達成感があってとても良い経験になりました。今後も、何かをみんなで作り上げる時には、目標や目的を持って、計画や準備段階からみんなで協力し合って取り組みたいと思います。



-担当教員によるコメント
4名の学生が発案した企画でしたが、最終的には10数名が参加するプロジェクトとなりました。実現するまでは、モデルをしてくれる学生を集めたり、全員の予定を合わせ、回収した大量の古着の中からそれぞれが着る服を選び、コーディネートしたり、練習できる日時を見つけたりと、大変なことも色々ありました。しかし、オープンキャンパスに参加くださった高校生のみなさんに喜んでもらい、モデル全員も楽しんでいた素敵なプロジェクトとなりました。
