11月28日（金）、黒髪のリデルライトハウスにて、大規模災害時の多職種連携避難訓練が実施されました。本学からは、DWASのメンバーとして2名の学生が参加したほか、別途5名の学生も現地に赴き、訓練の様子を見学しました。

今回の訓練では、①避難行動要支援者への避難支援に関する連絡体制の確認、②障がい等の理由で屋内避難所への入室が難しい方に配慮した、福祉避難所併設駐車場での「福祉車中泊」支援の実践の2点が主な目的でした。 連絡体制の確認にあたっては、リデルライトハウスのみならず、社会福祉連携推進法人の各施設、地域自治会、県内の熊本学園大学・九州看護福祉大学、そして本学との広域的な連携が組み込まれていました。

また、8月には熊本県内でも水害が発生しており、実災害を経験した直後の訓練となりました。本学の学生は、車で避難して来られた方への聞き取り（アセスメント）を担当し、実践的な支援を経験しました。

災害時には、地域の力に加え、若い世代の柔軟性と行動力が不可欠です。今回の訓練で学生が担った役割は大きく、非常時における学生参画の重要性が改めて確認されました。 なお、当日の様子は同日夕方のTKUニュースでも放映されています。

※※DWAS：Disaster Welfare Assistance Student（災害時の福祉支援に取り組む学生）

ボランティアセンター