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教育目標

グローバルな視野とボランティア精神を培い、専門に関する基礎を身につけバランスのとれた判断のできる、人間性が豊かで、対人的配慮を有した人材の育成を図ります。

  • 志を高く持ち、継続的に努力する人
  • 確かな倫理感を持ち、社会・文化の向上に貢献する強い意志を有する人
  • 本学の理念と特色を理解し、学ぶ意欲の強い人

学位授与の方針
(ディプロマ・ポリシー)

目標とする修得すべき資質・能力

  1. 国際社会や実務で通用する英語の4技能・5領域を修得し、実践的で高度な英語コミュニケーション能力を身につける。(知識・技能)
  2. 英語圏の社会・歴史・文化・言語・文学の各領域への理解を深め、国際的で学際的な視野を持つことができる。(思考力・判断力・表現力)
  3. 社会の課題を自己に関わる問題として捉え、自国の文化だけでなく異文化も理解・尊重しながら、多様な人々と関わる協働性を身につける。(主体性・多様性・協働性)
  4. 社会の出来事や課題に関心を持ち、大学で獲得した知識やスキルを活かしながら、必要な情報を収集・分析し、自ら課題を発見して解決策を提示することができる。(知識・技能)(思考力・判断力・表現力)(主体性・多様性・協働性)

学位授与条件

卒業に必要な所定の単位を取得し、上記の資質・能力を修得した学生に学位を授与します。

教育課程編成・実施の方針
(カリキュラム・ポリシー)

教育課程編成

  1. グローバルにも活かせる英語力とビジネスリテラシー

    高度な英語運用能力とグローバルな視野を持った学生を育成するために、少人数の習熟度別英語クラスを編成し、1・2年次では英語の4技能・5領域をバランスよく伸ばすために週2~3回の集中的な授業を行います。また、同時に英米社会を幅広く学ぶ科目やビジネスに関する理解と基礎知識に加え、我々の周りに溢れる様々なデータを適切に分析し可視化するスキルを学ぶためのデータサイエンス関連科目も開設します。3年次からは、少人数ゼミと並行し、専攻内の2つのコースと関連する、より専門的で高度な科目群を開設し、学生の専門的知識やスキルを育みます。

    代表的な科目:

    「Advanced Communication EnglishⅠ~Ⅳ」「Communication EnglishⅠ~Ⅳ」「リーディング&ライティング演習Ⅰ~Ⅳ」「グローバルビジネスI~Ⅳ」「エアライン・ツーリズム講座」「データサイエンス応用」等

  2. 知識の実践と体験学修

    国内や海外の様々な出来事や動向に関心を持ったグローバル人材になるためには、修得した実践的な英語運用能力、異文化や社会についての知識、国内外のビジネスについての知識を実際の場面で実践することが必要です。さらに高度な英語コミュニケーション科目やビジネス系の科目、データサイエンス関連科目などで英語やビジネス、データサイエンススキルを磨き、企業等でのインターンシップ、小学校英語活動、教育実習、教育現場体験等の様々な体験学修を通じて知識と実践力の融合を図ります。

    代表的な科目:

    「スピーチ&ディベートⅠ&Ⅱ」「ビジネス・イングリッシュⅠ&Ⅱ」「国際ビジネス論」「企業経営論」「プロジェクトデザインⅠ&Ⅱ」「データ解析演習」「プログラミング応用」「小学校英語フィールドワーク」等

  3. 多様性の理解と表現する力

    グローバル化が進む現代では、異なった価値観や海外の文化に対して関心と理解を持ち、自己の意見を積極的に発言・発信できる力が必要となります。また3・4年次では、それまでに身につけた専門知識やスキルを活かして、議論したり表現したりする双方向のコミュニケーションを高めるための授業や、学生自らが発見したテーマや課題について研究し、成果をプレゼンテーションできるようなゼミを行います。

    代表的な科目:

    「異文化理解Ⅰ&Ⅱ」「Global Issues in English」「Cultural Comparisons」「Advanced English Project」「特別研究」「卒業研究」等

学修方法

  1. 少人数教育

    英語教育において、入学時のプレイスメントにより、学生の英語力にふさわしいクラス編成を行い、ネイティブ英語教員による少人数クラスで英語4技能・5領域をバランスよく伸ばします。その他の専門科目においても、少人数制を活かし、自己や他者に対する理解を深め、異なる人々と建設的に関わる対人関係スキルを養います。

  2. アクティブ・ラーニング

    講義形式の授業を通した知識の修得だけでなく、様々なテーマについてグループワークやディスカッションを行うことで、互いに学び合い、視野を広げ、多様性を育み、協働できる力を身につけます。また、プレゼンテーションなど発表の場を多く設け、能動的に学び、自ら発信する力を伸ばします。学生が主体性を持って授業に参加することで、社会で役立つ様々なライフスキルも養います。

  3. 体験学修

    フィールドワーク:熊本県内での小学校において、アシスタント教員として英語指導ボランティア活動を行い、英語指導の実践的な指導スキルを身につけます。
    連携機関における体験学修:ビジネス系の科目において、主に熊本県内の企業・NPO・行政との連携を活かしたインターンシップやサービスラーニングを実施し、具体的な課題について学びながら、社会の仕組みを学びます。

  4. 卒業研究

    これまで学修した内容や特別研究での研究成果の集大成として卒業研究にまとめます。担当教員の指導を仰ぎながら、先行研究を踏まえた文研研究、フィールドワークやプロジェクト・ラーニングなどを通じて得た成果に基づく事例研究などを日本語または英語で卒業研究にまとめていきます。研究成果は卒業研究発表会で発表します。これらの過程を通じて、社会で必要なデータ収集・分析力、論理的思考力、プレゼンテーション力の向上を目指します。

学修課程・成果の評価

上記の学修方法に基づいた教育における学修過程・成果は、以下のとおり評価します。

  1. 各科目の成績評価:科目の到達目標に照らして学生の学修過程・成果を「知識・理解」「技能」「思考・判断・表現」「関心・意欲・態度」の観点から評価したものを成績とし、優れた成績に集中しないよう厳格な評価を実施します。
  2. 科目と学位授与方針での修得目標である資質・能力との関係を明示し、履修した科目の成績評価に基づいてその各資質・能力の学修到達度を可視化します。
  3. 本学の修学ポートフォリオで学位授与方針に定めた資質・能力の学修到達度やその他の学修成果記録をもとに、学生が資質・能力を自己評価・点検したり担当教員が面談で履修・学修指導をすることにより、学生の主体的な学びを促します。
  4. 卒業研究は、授業の参加と研究への取り組み、卒業論文(課題設定・資料やデータ収集と分析・論文構成とテーマの考察、論理性、客観性・引用や参考文献と著作権法の遵守など)と卒業研究発表(プレゼンテーション)を評価し、評価観点別に到達度を基準化したルーブリックを用いて評価します。

入学者受入れの方針
(アドミッション・ポリシー)

求める学生像

上記の学位授与の方針や教育課程編成・実施の方針を理解し、以下のような意欲・態度・資質を備えた人を学生として受け入れます。

  1. 英語に興味があり、英語力を伸ばしたい人、英語力やデータサイエンスの知識を活かした職種に就きたい人
  2. ビジネス分野や持続可能な社会づくりに関心がある人
  3. 異文化やグローバルな課題に関心があり、多様な環境で活躍したい人
  4. 学ぶ意欲があり、異なる人々と関わりながら、社会で活躍するためのライフスキルを身につけたい人
  5. 英語教育(中・高教諭やこども英語教育)に関心がある人

入学前までに身につけておくべき力

  1. 知識・技能
    • 高等学校までに共通して学ぶ教科・科目についてのバランスのとれた幅広い基礎学力と基本的生活習慣を身につける力
    • 基礎的な英語力に加え、高度な英語の学びや積極的なコミュニケーションへの意欲
    • 実用英語検定2級、GTEC for Students 960点~レベルの英語力が望ましい
  2. 思考力・判断力・表現力
    • グローバルな問題に対する関心、多様性への理解と寛容な姿勢
  3. 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
    • 自ら考え行動する力、さらに資格や検定等に積極的にチャレンジする態度
    • ビジネスや持続可能な社会づくりへの興味・関心