
ICT教育を展開するための
学びを深めていきたい
坂田 萌美さん
熊本県立第二高等学校出身
人文学科児童教育専攻 1年
01.本学を選んだ理由を教えてください。
私は幼い頃から、小学校教員として働く母の姿をみて教員を志すようになりました。近年の教育現場では、深刻な教員不足や通常学級においても支援を必要としている児童が在籍していることなどの課題があります。私自身が小学校教育の視点だけではなく、特別支援教育の視点からも児童の成長を全力でサポートできる教員になるためにも、小学校教員免許と特別支援学校教員免許の両方を取得でき、また、教員採用試験に向けたサポートが手厚く、合格率の高い本学を志望しました。
02.入学してからこれまで学んだことで印象的なこと
私が印象的だった授業は、1年前期で受講した「教育原論」の授業です。この授業では、教育の歴史的背景や海外で取り組まれている教育について学ぶ中で、私たちの経験と照らし合わせながら、教育のねらいや効果について学修することができました。必ずしも私が経験してきた教育が、正しく、ほかの人も経験してきたものじゃないということを認識することが、とでも大切だと再認識しました。
03.今後もっと学びたいことを教えてください。
これから、より実践的な学びを行っていくとは思いますが、実際に児童と交流することでしか得ることのできない学びが多くあると思います。1年次から小学校へ行き、実際の学校現場を体験できることが本学の魅力だと感じています。児童の“わからない”をわからないままにしないためにも、各教科についての学修や教材研究をこころがけ、児童の視点に立てる教員を目指して、児童との交流で得られる学びを大切にしていきたいです。
04.好きな授業と力を入れている授業を教えてください。
私が好きな授業は、「算数」です。この授業では、学修する中で、算数と高校数学を結び付けて証明をすることや新たな視点から算数を見ることで沢山の発見ができることに楽しさを感じます。
私が力を入れている授業は、「教師力演習」です。この授業では、実際に教育現場で働かれている先生方や教育委員会の方から講話をしていただきます。教育現場の実態について学び、毎回の講話を自分ごととしてとらえて振り返るなかで、自分の目指す教師像を更新し続けています。
05.日々の学びの中で特に力を入れていることを教えてください。
私が日々の学びの中で力を入れていることは、ダウン症支援部での活動です。日々の授業ももちろん力を入れていますが、ダウン症支援部に所属しダウン症の方との療育活動や運動会、クリスマス会などの行事活動を通して、座学で学ぶことのできない支援やサポートについて体験し、学んでいます。特別支援教育についての授業で学んだことを、ダウン症支援部の活動で実践することができており、よりよい学びができていると感じています。
06.今後「もっと学びたい」「この学びを深めていきたい」というものを教えてください。
私は特にICT教育に興味があります。私が小学生の頃とは違いICTが発達している現在の教育現場では、様々な課題があると思います。ICTを活用することによって児童の理解はどのように変化したのか、学びに対する意欲はどのように変化したのかなどについて考える中でより効果的なICT教育を展開するための学びを深めていきたいです。
07.進路を考えている未来の後輩に一言!
本学では、少人数だからこそ学生同士の交流が活発で、先生方の手厚いサポートを受けることができます。特に、児童教育専攻では、1年生から4年生までが一堂に会してスポーツやレクレーションに取り組んだり、先輩方からの体験談を聞いたりする交流会があり、横のつながりだけではなく、縦のつながりをつくることが出来ます。小学校教員を目指す人、特別支援教員を目指す人などそれぞれ目標は異なりますが全員で助け合いながら、互いを高め合うことのできる学びの場が整っています。また、ダウン症支援部や自閉症支援部など本学にしかないサークルも魅力的です。ぜひ、私たちと一緒に将来の夢に向けてたくさん学び、たくさんの経験を積んでいきましょう。

将来、グローバルな視点を持った
教育者を目指したいです。
三津家 純也さん
熊本県立玉名高等学校出身
人文学科こども専攻児童教育コース 3年
01.本学を選んだ理由を教えてください。
昔から小学校の先生を目指しており、九州ルーテル学院大学は教員志望者への手厚いサポートや少人数制の教育環境が充実している点に魅力を感じ、より深い学びを得られると考え志望しました。
02.入学してからこれまで学んだことで印象的なこと
やはり、小学校での教育実習の経験が印象に残っています。私は低学年を担当したのですが、実際に授業をする中で、「字を書く速さ」等の具体的な子どもたちの実態を理解することの大切さにも気付くことが出来ました。また、昼休みに子どもたちと遊ぶ中で、色々な学年の子どもたちと関われたことも、とても楽しかったです。
03.今後もっと学びたいことを教えてください。
教員採用試験に向けての勉強をスタートしました。様々な内容の試験があるため、自分の苦手な分野を一つひとつ克服できるよう、大学の対策講座にも参加して、頑張っていきたいと思っています。
また、3年生から始まったゼミでも、自分自身が「野外活動」に参加していた経験を生かし、「野外活動の教育効果」をテーマに研究を深めていきたいです。
04.好きな授業と力を入れている授業を教えてください。
好きな授業は「カリキュラム論」です。教育課程の歴史や現在の教育課程を学ぶことができます。今までの教育の歴史や常に変化していく教育現場の話を聞くのはとても興味深く、担当の先生の見解や体験談を聞くのも1つの醍醐味で、いつも楽しく講義を受けています。
力を入れてきたのは、各教科の授業での模擬授業です。そこでは実際にクラスメイトを児童と見立て、自分で考えた授業を行います。授業の雰囲気や児童の発言を実際に感じ、改善策を深めることが出来ました。また、模擬授業に向けて、グループの友だちと協力して教材について考えたり、何度も練習を繰り返したりしたことは、とても楽しかったです。
05.日々の学びの中で特に力を入れていることを教えてください。
日々の学びで力を入れていることはICT機器の活用法です。教育現場でもICTを導入した授業などが増えてきているので、どんな時にICTを使い、どんな時に別の方法を使うのかを上手に使い分けて学ぶことを意識しています。
06.今後「もっと学びたい」「この学びを深めていきたい」というものを教えてください。
現在は、日本の教育に重点を置いて学んでいるので、日本の教育だけでなく諸外国の教育についても学び、異なる教育制度や文化を理解することで視野を広げたいと考えています。将来、グローバルな視点を持った教育者を目指したいです。
07.九州ルーテル学院大学を一言で表現してください。
アットホーム